第170回:中小製造業の特許の覚悟とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、特許経営術の導入のお話し。
特許経営術を導入する上での心構え的なものです。

まあ、正直言って、事業を行う上で、
特許を効果的に活用していこうとしても
そう簡単ではありませんね~( ・_・;)

まずは、特許に対する知識や経験を積まないと、
なかなか具体的にイメージし難いですからね~(>o<)

まあ、だからと言って諦めるのは早いです。
最初は、誰でも初めてですからね~。

ということで、まずは、心構えです(`へ´)
はい、重要なのは、
”決意”
ですな(♯`∧´)

決意と言っても、いろんな決意があって
例えば、以下のものです。

■戦う決意
■創造する決意
■オンリーワンへの決意
■他社権利尊重の決意

まず、■戦う決意について。
”戦う”というのは、競合企業と戦うということですな( *`ω´)
もちろん、いたずらに好戦的になる必要は
まったくありません。

でも、特許を活用するとなると、
自社技術を守るために、
いざってときに、競合企業と戦う覚悟が
必要になってきますψ(`∇´)ψ

将来、自社技術を守るために、
競合企業に警告書を送る必要が出てくるかもしれません。

そのときに、必要ならば警告書を送って戦う覚悟がなければ
特許を本当に効果的に活用することは難しいでしょう。

次いで、■創造する決意です。
これは、主として製品開発や販売での話しです。
これには、逆算思考が必要ですな。

最初に目標を決めて、
その目標を達成するための過程を
仮説と検証によって創りあげていく
といった思考が必要となってきます。

このような”逆算思考に基づいた行動”
を行う決意が重要ですな。

さらに、■オンリーワンへの決意です。
以前から申し上げいてるように、
大きく利益を上げるには、
オンリーワン技術が不可欠です。

でも、オンリーワンっていうのは、
言うほど簡単じゃないですね(ノД`)

もちろん、最初は、改良・改善によって
収入を継続していくことが最優先ですが、
将来的には、オンリーワン技術を磨いていくべきです。

そのためには、不可能を可能にする、
長期にわたる強靱な精神が必要になってきます。

人によっては、脳やマインドから変える必要があるでしょう。
そのためのオンリーワンへの決意です。

最後に、■他社権利尊重の決意です。
これは、文字通り、他社が保有する権利を尊重して、
当該権利を侵害するようなことをしない
ということですね。

ただし、他社の権利を尊重することと、
他社製品を改善・改良することとは、
明らかに違います(^_^)b

これも以前から申し上げているように、
原則として他社製品を真似ることは自由です。

ただし、その他社製品に、特許権が設定されているような場合、
当該特許権を侵害するような製品を販売することはいけません。
なので、当該特許権の範囲を避けつつ、
その他社製品と同様の機能を有するような製品を
販売することは全然okな訳です。

さてさて、あなたには、このような決意がありますか。

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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