こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、発想法のお話し。
製品開発の場では、いろんな発想法が使われますね~。
発想法の種類としては、ざっと以下の2つがあります。
■右脳的発想法
■左脳的発想法
右脳的発想法というのは、
文字通り、右脳を主として使う発想法です。
当たり前ですな(^^;)
これは、発想の4フェーズを経ることによって、
発想していくものです。
つまり、インプットして、潜在意識を働かせて、
ヒラメキをキャッチして、そのヒラメキを昇華させる
という4つのフェーズを経るものですな。
まあ、古典的王道の発想法であって、
良いアイデアというのは、だいたい右脳的発想から生まれます。
ただし、個人の能力に負うところが大きいですね~。
一方、左脳的発想法というのは、
左脳を主として使う発想法です。
だから当たり前やっちゅうねん(^◇^;)
これは、あらかじめ決められたフレームワークに沿って、
発想していくものですね。
オズボーンのチェックリストなどが有名どころです。
この発想法は、ブレストなどによって、
集団でもできるところが良いです。
しか~しである。
右脳的発想法は、深くて良いアイデアが得られやすい
とは言えますが、ヒラメキ創出のコントロールが
できませんね~。
なので、いつヒラメクか分からないし、
さらに集団でできないので、組織的対応には不向きです。
それに対して、左脳的発想法は、コントロールしやすいし、
組織的対応にも向いてますが、
ややアウトプットの深さが足りないです。
そこで、オススメなのが、
「両脳発創法」
です。
これは、TRIZ(トゥリーズ)という発想法
をもとにしています。
TRIZというのは、特許文献を何十万件と分析した上で、
発明をいくつかにパターン化したものです。
そして、そのパターン化したものを使って、
集団で発創していくって訳です。
つまり、先人達が右脳を使って創りあげてきた
発明のパターンを利用して、ブレストして
アイデアを出していくんです。
そう、右脳と左脳の良いとこ取りってことですね。
今月は、この両脳発創法を使って、
発創を鍛える勉強会を開こうと思いま~す(o^^o)
みんなで議論しながら、
新製品の発創をしてみたいと思っていますので、
ぜひぜひ参加してみてください(^▽^)
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ