第159回:中国の知財事情とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、中国の知財事情のお話し。
あなたは、世界の特許出願件数の状況をご存じですか?

まずは、2009年は、こんな感じ。

●1位:アメリカ
●2位:日本
●3位:中国

それが、2010年になると、順位が変わります。

●1位:アメリカ
●2位:中国(up)
●3位:日本(down)

ヒ~、日本は、ついに中国に抜かれてしもたがな(°0°)
実は、2011年は、まだ確定的なデータはないのですが、
予想ではおそらくこうなります。

●1位:中国(up)
●2位:アメリカ(down)
●3位:日本

ヒヒ~、中国がついに世界一位やがな(゜ロ゜屮)屮
そうなんです。
最近、中国は、知財大国になりつつあるんです。

中国って言うと、
パクリ・モホー国というイメージがあると思います(^_^;)

しか~しである。
中国は、いま、国として
知財にかなり力をいれてます(`ε´)フン

現に、出願件数では、世界一になりつつあります。
しか~もである。
中国人は、一般的に、日本人よりも、
権利行使意欲が旺盛です(*`Д´*)

日本人って、
「権利行使する気はないけど、
自分達が使えなくなるのはちょっとイヤ」
っていう感じが多いですね(o^^o)

それに対して、中国人は、
「せっかく特許持ってるのに、なぜ使わない?
早よ警告書送らんかい!」
っていう感じが多い気がします。

実際、中国での特許などの訴訟件数は、
アメリカを抜いて世界一です。

しかも、アメリカを2倍以上離しての1位です(゜_゜;)
はい、今後の予想で~す(^_^)b

今後、中国は、単なるパクリ・モホー国ではなくなるでしょう。
近い将来、中国は、要注意の知財攻撃国になると思います。
実際に、2007年、中国企業がフランス企業を訴えて、
中国企業が約50億円の損害賠償を得る一審判決が
出されています(*゜ロ゜)

最近で言えば、商標「iPad」訴訟なんかもありますよね。
日本の中堅・中小メーカーとしては、
”中国進出待ったなし”
といった感がありますが、
今後は、中国進出の前に、
中国知財を徹底的に調査した方が良いですね~。

おそらく、5年後には、中国の知財武装状況は
かなり進んでると思います。
気を付けましょう~(・ω・)

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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