経産省のガイドブック”知財経営への招待”のポイントとは?

先日、経産省からこんなガイドブックが
公開されましたd(^_^o)

●知財経営への招待
~知財・無形資産の投資・活用ガイドブック~
知財経営への招待(経産省)


最近、経産省や特許庁が、
知財の重要性について
結構力を入れて発信してますね(@_@)

今回の“知財経営への招待”について
ざっと見てみました(^O^)
仮想事例になっている点は、
とても読み易くていいですね。
でも、やはりターゲットは、
大企業を想定している感じです。

となると、中小製造業には、
ややオーバースペックな気がします。

でも、“どうせ大企業向けだからね”
と言って、毛嫌いしてしまうと、
何も学びがなくてもったいないですよね。

なので、このガイドブックの中から、
中小製造業にも役に立ちそうな
点について見てみたい(^○^)

推進のための3つのポイントというのが
あります(^_^)b
以下のとおりです。

・Step1:
 本質的な強みの掘り下げ・把握

・Step2:
 将来像と本質的な強みの紐づけ

・Step3:
 知財・無形資産投資・活用戦略の検討・実践


簡単に言うと、
Step1で、現状の強み把握、
Step2で、強みと将来像とのリンク
Step3で、将来像に向けての強みづくり

といった感じです。

これらステップ1~3の考え方自体は、
中小製造業でも充分活用できますね。

ただし、私としては、
将来像を先に明確にした方が
良いかなと思います
(^○^)
まずは、将来像を決める、
ということです(^_^)v
先に現状把握をしてしまうと、
どうしても現状の延長線上の将来像
になりがちなんですよね。
つまり、現状の最適化にすぎない。

それよりも自由に将来像を決めた方が
良いですねp(^_^)q

なので、私としては、以下のStep0を
追加することを推奨したいd(^_^o)

・Step0:
 経営理念に基づく将来像の明確化

本気の経営理念から、
会社の将来像を明確にする(@_@)
その上で、Step1で現状把握して、
Step2のリンクに繋げる方が良いです。

ガイドブックのStep1を見てみると、
強みの掘り下げの議論は、
わりと現実味がありますね(・o・)

“自社の強みは何か?”
というテーマで話し合おうとしても
みんなが黙ってしまう
というのはよくあること(^x^)
それをどう回避するのか、
という点が書かれているのは
とても良いですね
(^_^)b

その一環として、バリューチェーンという
思考のフレームワークを活用しよう、
という点も現実的です。
このStep1については、
中小製造業でも充分参考になると
思いますね
!(^^)!

Step2は、若干難しそうだけど、
考え方としてはとても良いです(^O^)
特に、将来の顧客価値起点で
考えるというのは、中小製造業にも
とても重要ですd(^_^o)
将来の顧客が自社を選ぶ理由を考える、
という点ですね。
これは、将来の顧客が
自社の製品やサービスを購入する理由
ですから、ここに照準を合わせることは、
マーケティング的にも核となるくらい
重要ポイントです
(^_^)b
そして、そのために必要な
知財や無形資産を想定するというのも
中小製造業には弱いところなので、
参考にすべき点は多いですね(^O^)

Step3は、想定した知財等を
どんなスケジュール感で
どうやって創っていくかを決めるプロセスで、
この点もかなり参考になると思います。

このように、全体的には、
大企業的な世界観ではあるものの、
中小製造業にも充分価値のある
ガイドブックだと思いますよp(^_^)q

それでは、続きはまた次回。


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●●今回のネオフライト奥義●●

・まずは、将来像を明確に!
・そして、現状把握!
・その上で将来像への施策を考えよう!

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代表弁理士 宮川 壮輔

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