代表弁理士 宮川 壮輔
中小製造業にとって、
知財はとても重要です(^_^)b
でも、売上2~3億円の中小製造業が
知財戦略を策定する、
というのは、理想ではあるけれど、
実際にはややオーバースペックです。
おそらく、多くの会社が、
知財戦略を作るための人的リソースが
足りないでしょう(@_@)
ではどうするか?
知財が重要だという企業文化を
作ることですね(^o^)
ちなみに、ここで言う“知財”というのは、
“知財権”のことではありません。
他社との“違い”のことですd(^_^o)
他社との“違い”を作ることが重要だ
という企業文化を作るわけです。
なぜ、他社との“違い”を作ることが
重要なのか?
市場が縮小していて、
似たようなモノがあふれかえっている現在、
他社との“違い”が無ければ、
お客様に選んでもらえません(>_<)
そうなると、価格競争ということになります。
儲からなくなりますね(ToT)
高収益な企業を目指すのであれば、
他社との“違い”を作るということが
とても重要なんですね。
では、どうやって他社との“違い”を
作っていけばいいのか?
それが、先ほどお話ししたように、
他社との“違い”を作ることが重要だ
という企業文化を作ることです。
単に、「“違い”を作るぞ」
と言っても、実際には難しいです。
マインドが育ってませんからね(T^T)
では、どうやってそんな企業文化を
作るんでしょうか?
まずは本気の理念を作ることです。
経営理念ですねφ(.. )
会社の存在理由や大きなゴールを
改めて設定してください(^○^)
これがないと、
社員に対する教育が成り立ちにくく
マインドを育てにくいからです。
ここで重要なことは、
社長にとって本気の理念を作ることです。
どこかから借りてきたような理念では、
途中で挫折することになります(ToT)
次に、その理念を実現するための
中長期の経営戦略を作りましょう。
3~5年後の到達目標を設定してください。
この到達目標の中に、“高収益”の要素を
盛り込んでください(`ε´)
そして、“高収益”に向かうために、
方針を作りましょうφ(.. )
例えば、高収益な開発フローの設定とか、
社員教育などですね(^_^)b
方針ができたら、
具体的な行動計画を作ってください。
例えば、以下のとおりです。
・現状の開発フローの見える化
・付加価値向上のための開発フローの改善
(競合調査、コンセプト設計などの仕組み)
・“違い”の重要性を伝える社員教育
・“違い”を守るための社員教育
・原価や利益を理解する社員教育
これらの具体的な行動計画を
社内のリソースだけで実施するのは
難しいかもしれません(>_<)
その場合は、外部の研修やコンサルを
活用してくださいp(^_^)q
このように、仕組みと教育によって、
社員のマインドを醸成していってください。
人の意識は、繰り返し伝えないと
なかなか変わりません(>o<)
でも、中期的な時間軸で、
繰り返し繰り返し伝えていけば、
社員の記憶に定着していき、
それがまとまって企業文化が
作られていきます(^_^)b
このような企業文化が作られると、
競合他社との“違い”を生み出すことと、
その“違い”を守ることの重要性が
社員に認識されていきます。
そして、その”違い”が”知財”となります。
このような仕組みを構築することによって、
高収益企業へと成長していく
ことができます(`ε´)
中期的な時間軸で、
戦略的に考えて社員のマインドを
育てていってください。
それでは、続きはまた次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・“違い”が重要!
・企業文化を作ろう!
・中期戦略でマインドを醸成!
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