第93回:吉野家の最善策とは?

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。

さて、今回は、牛丼のお話し。
雑誌「THE21」の企画がとても気になったのです。

こんな感じです。
「ボクらの吉野家をどうすれば救えるのか?」

いろんな有名人が、コメントしてるんですが、
シェフの川越達也さんのコメントがあったので、
反射的に買ってしまいました。

そうそう、何でもランキングの川越スマイルの人です(笑)
「吉野家は、牛丼界のフランス料理です。」
とか言ってますが、まあ、正直言って、
あまり説得力はなかったですね。

ちょっと残念な感じ。

わたしとしては、吉野家の復活のカギは、
高品質路線への転換だと思っています。

松屋とか、すき家にとって、
低価格牛丼は、あくまでもセール商品で、実際には、
定食やらトッピング牛丼で儲けるというビジネスモデルですよね。

それに対して、吉野家といえば、牛丼が主力商品ですから、
安売りしたら、そもそも儲からない訳です。

しかも、すき家のコスト削減魂は、ハンパじゃない。
店員の一挙手一投足まで、マニュアル化されているそうですよ。

安売りに付き合ってたら、吉野家はかなりシンドイはずです。
吉野家の強みと言えば、牛丼を国民食にまで育てた、
創業100年以上の元祖牛丼屋という信用ですよね。

マックの「クォーターパウンダー」のコピーは、
インパクトがありました。
「ニッポンのハンバーガーよ もう遊びは終わりだ!」
ってやつ。

そこで、吉野家の特別企画。
期間限定の「松坂牛丼、1,000円」として、
「外来の激安牛丼たちよ、もう遊びは終わりだ!」
とか言ったら、どうでしょう。

おそらく、
「かっけ~、吉野家~」
となりそうですけどね~。

あとは、リンガーハットを参考にして、
通常メニューの国産牛肉への切り替え。

全商品、和牛のみとして、おいしく安全な牛丼としてアピール。
明治維新後、創業100年以上の秘伝、「日本の牛丼」。
こんな感じで、こぢんまりと生きていく方が
良いと思うんですがね~。

社長は、どう思います?

それでは、また次回。

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔

 

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