こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、空手と経営戦略のお話し。
わたしが、40の手習いで始めた空手道。
今は、秋の初試合に向けて、がんばってます。
あと2ヶ月くらいですな。
フルコンタクト空手の初心者の試合で
重要な要素を私なりに考えてみました。
ド素人の考察ですが、重要度の高い順に
書くとこんな感じでしょうか。
(1)スタミナ
(2)パワー
(3)筋骨の強さ
(4)技術
(5)柔軟性
道場に行って、空手の稽古をすれば、
これら要素はまんべんなく上がっていくでしょう。
でも、わたし、すでに41才、競技人生は、
あと数年といったところ。
なので、なるべく効率よく鍛える必要があるんです。
となると、道場での空手の稽古以外に、
空手の動きとは関係なく、
上記各要素のみを個別に鍛えた方がいい訳です。
自主練ですな。
ただ、継続ということを考えると、
「家の中でできる自主練」というのが
わたしにとっては超重要です。
だって、仕事の合間に、マラソンとかやっても
続かないですからね(^_^;)
家の中で簡単にできることを続けた方が良いと思うんです。
(1)スタミナについて
今、一番足りないのは、スタミナでしょう。
試合で一番重要なスタミナが、一番不足しています。
なので、これからの2ヶ月は、スタミナ強化が最大の課題です。
今は、3分3ラウンドのノンストップ・シャドーを家でやってます。
稽古日以外は、毎日でもやりたいところですな。
でも、毎日はシンドイです(^_^;)
(2)パワーについて
次に、パワー強化ということで、筋トレです。
わたし、スタミナもパワーもないんです(泣)
なので、ダンベルを使って、体全体の筋肉を鍛えてます。
(3)筋骨の強さについて
これは、フルコンタクトルールでは、かなり重要です。
打たれ強い体を作らないと、本当に痛いですからね(笑)
それと、スネの強化も結構重要です。
スネの痛覚がマヒするくらいにしとかないと、
思いっきり蹴れないんです。
つまり、蹴る方もかなり痛いんですよ。
だから、蹴り足が相手の肘などに当たっても、
ぜんぜん平気でいられるようなスネを作らないといかんのです。
これについては、バットでスネとかボディとかを日々叩いてます。
空手を始めた頃は、道場での稽古で
すぐに肋骨を負傷してましたが、
最近は、ちょいと慣れてきましたね。
(4)技術について
これに関しては、家での自主練ではほぼ諦めてます。
やっぱり、相手がいないと、空手の技術は
なかなか上達しないような気がします。
しかも、初級レベルの試合は、技術よりも、
努力・根性・ガッツで勝敗が決まることがほとんどです。
なので、技術は、二の次、道場で磨いていくしかないかな。
(5)柔軟性について
わたし、メチャメチャ体固いです(泣)
体が固いと、ハイキックとか蹴れないんですよね。
そうなると、攻撃のバリエーションが
少なくなってしまうんですね。
でも、初級レベルの試合は、みんな体が固いので、
ハイキックが出ることは、まれです。
ハイキックは、バランスが難しいので、
ひょいひょいとは蹴れないです。
それよりも、初級レベルの試合は、努力・根性・ガッツです(笑)
さて、なぜ、わたしが、淡々と空手の
練習の話しをしたかというと、
これが経営戦略に結構似ているからです。
神田昌則さんは、こう言ってます。
「戦略とは、順番である」
つまり、
「戦略とは、選択すること。
その次に、選択したものの優先順位を決定することである。」
経営者って、アクションレベルで自分がやるべきことを
日々いろいろ考えてますよね。
でも、結局やらなかったりします。
なぜかというと、本当に効果が出るかどうか分からなかったり、
何から手をつけたらいいか分からなかったりするからです。
そんなとき、順番を考えるというのが重要になってきます。
ただし、適当に順番を決めるというのでは、戦略とは言えません。
こんな風に考えます。
まずは、目的や理想状態を考えます。
それから、それら目的や理想状態と、現状とのギャップを考えます。
そして、そのギャップを埋めるためのアクションプランを
ロジックにより優先順位をつけます。
重要なのは、「ロジックにより」という点です。
当たるか当たらないかなんて、
結局はやってみないと分からない訳ですよ。
でも、少しでもヒット率を上げたいじゃないですか。
なので、ロジックを組み立てることによって、
ヒットの確率を上げようとする訳です。
ロジックといっても、やってみなきゃ分からないので、
やらないうちはまだまだ仮説です。
その仮説を実際にやってみて、
検証して修正してを繰り返す訳ですね。
わたしも、中小製造業のコンサルを行うときは、
この仮説作りにかなりの時間をかけます。
つまり、経営戦略というのは、ロジックにより
成功の仮説を作って検証するということですね。
上記のように、初心者がフルコンタクト空手の試合に勝つために、
現在必要なことは何かを考えて練習するというのは、
ロジックによる仮説作りと、検証を行っているということです。
これって、まさに経営戦略の考え方ですね。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
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「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ