今回は、補助金のお話し。
先日、12/15に、2020年度の
第3次補正予算案が決定されましたね。
こちらです。
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2020/hosei/hosei3.html
補正予算というのは、
本予算に対して追加・変更の予算
ということです(^o^)
中小製造業の今後の事業構築にとって、
影響の大きそうなものが
いくつかありますね。
今回は、2つ紹介します(^_^)v
まず1つ目として、
事業の再構築に対する支援があります。
予算案額は、1兆1,485億円。
かなり大きいですね(゜ロ゜)
これは、新分野進出、業態転換、
事業再編などのように、
思い切った事業再構築を行う
中小企業に対する支援ですね。
補助金額は、通常枠で、
100万円~6,000万円以下、
補助率は2/3ですp(^_^)q
6,000万円以下というのは、
かなり大きな補助金額ですね(°°)
事業再構築のイメージとしては、
こんな感じです。
・ガソリン車の部品製造業者が、
EVや蓄電池などの特殊部品の
製造に着手する場合。
・航空機部品の製造業者が、
ロボットや医療機器の部品製造
の事業を新規に立ち上げる場合。
新規事業を立ち上げようとする
中小製造業は、要チェックですね。
2つ目としては、ものづくり補助金系。
もう結構メジャーになった補助金ですね。
今回の補正予算案として、
2,300億円の予算案額が組まれています。
この金額は、ものづくり補助金と、
持続化補助金と、IT導入補助金の
3セットの総額です(^o^)
補助金額は、ものづくり補助金が、
100万~1,000万円と一番大きいです。
中小製造業の製品開発などに必要な
設備投資を支援するものですので、
設備投資予定のある企業は、
要チェックですね!(^^)!
ちなみに、今でも、もの補助は
続いています。
こちらです。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/schedule.html
4次の応募期間が、2020年12/18で締め切られましたが、
5次の応募期間が、2020年12/末くらいから始まって、
予定では2021年2/19までが締め切りとなっています。
弊社でも、5次のもの補助書類作成の
ご依頼を現時点で1件受けています。
もの補助の書類作成は、
意外と難しいですね(>_<)
補助金としては、中の上くらいの
レベルじゃないかな(・o・)
不慣れな場合、かなり大変だと
思います(^0^;)
もの補助書類として記載すべき内容は、
ザックリいうと、以下の3つがありますね。
(1)開発内容
(2)販売内容
(3)経営数字
(1)開発内容のパートは、
開発者や技術者でしたら、
内容自体はそんなに難しくは
ないかもしれません(^o^)
ただし、分かりやすく文章にまとめる、
というのは、慣れが必要ですね。
(2)販売内容のパートは、
いつ、誰に、どのように販売していくか、
といった販売戦略を中心に
記載するところですφ(.. )
まだ、開発前の段階ですから、
開発前に販売まで想定する、
というのが、やや難しいですね。
でも、開発の前に販売を考える、
というのは、中小製造業の
開発フローとしては、個人的には
非常に良いと思っています(^○^)
それから、(3)経営数字のパート。
これは、売上から利益まで、
数値で事業計画を立てるものです。
財務をある程度理解して、
数値計画を作るということに
慣れていないと、結構大変です。
まあ、逆にいうと、
経営数字に慣れていれば、
(1)や(2)よりは簡単と言えば簡単です。
もの補助の書類は、
これら(1)~(3)の全体にわたって、
筋を通して分かり易く書く、
というところが、難しいところです。
でも、補助金額1,000万円は
大きいですから、設備投資予定の
ある企業は、今から早く取り組んだ方が
良いですねp(^_^)q
続きは、また次回。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・第3時補正予算案が決定!
・新分野進出予定の企業はチェック!
・もの補助も健在です!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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