こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、流れのお話しです。
時というのは、川の流れのように常に移り変わっていて、
とどまっていることはありません。
つまり、人々の嗜好や考え方、生活、習慣などは、
時とともに変わっていきます。
ビジネスは、お客さまに喜んでもらうことが基本ですよね。
ということは、ビジネスで長く生きていくためには、
お客さまの嗜好に合わせて、変わっていく必要があるわけです。
任天堂はもともと花札メーカーでしたし、
横浜ゴムは、いまは航空部品だって作ってます。
時代を読む必要があるわけです。
わたしは、”一流の経営者は自分なりの理屈で時代を読んでいるな~”と
常々感じてました。
なので、わたしも積極的に時代の流れを
自分なりに考えるようにしています。
時代を読むために一番簡単なのは、新聞だとわたしは思います。
もちろん、人によってはwebで情報を収集するのもありでしょう。
わたしは、がぜんアナログです。
コツとしては、数値を意識することですね。
数値の第一弾として、日本のGDPってどれくらいだかご存じですか?
”そもそもGDPって何よ?”という場合もあるでしょうから、
簡単に説明しておきます。
「日本で作られた付加価値の合計」
これがGDPです。
まあ、何となく聞いたことのある定義なんですが、
正直、これもよく分かりませんよね。
付加価値というのは、ちょっと違うんですけど、
「粗利」みたいなもんです。
もっと正確に言うと、売上から仕入れを引いたものです。
日本のすべての会社が作ったモノやサービスの付加価値を
全部足し合わせたものが、GDPです。
GDPは、時代を読むためには、非常に重要だと感じています。
ちなみに、日本のGDPは、ザックリと500兆円です。
この数値は、個人消費や設備投資などいろいろな数値からなっています。
GDPの変化を追いかけていくと、その他のいろんな数値が
よく分かるようになり、時代を読むための助けになります。
一経営者として、GDPってのは大きすぎると思うかもしれませんが、
経済全体の流れを把握しておくことは、
自分の業界の流れを読む上でも大切です。
ちなみに、日本のGDPはドルにすると、5兆ドル。
アメリカのGNPは14兆ドル。
日本の3倍弱ですね。
2009年のGDPは、中国が日本を抜いて、
世界第2位になるそうです。
これからのアジアの経済は、
中長期的には中国が中心になっていくことは間違いないでしょうね。
GDPって本当に奥が深くて、
追いかけていくと社会がよく見えてきますよ。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
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