第371回:中小製造業の模倣対策とは?Part7

 

今回も、パクリのお話し。

さて、(3)パクられても撤退に導く作戦

として、こんな感じがありましたね。

1流通をおさえる

2人材・組織の強化

3冠を被る

4品揃えを充実させる

5ブランド・ストーリー

6囲い込み

 

今回は、まずは、3.冠を被るについて。

これは、賞とか実績等を発信することですね!(^^)!

よくありますよね、

~賞受賞、ってヤツ。

参入障壁ってヤツは、

一つの巨大な絶対的カベというより、

幾重もの小さな土手を時間をかけて積み上げていって

いつの間にか大きなカベになっている、

という方がイメージに合います(^○^)

冠も、それ自体は大きなカベではないけれど、

積み重ねの一つにはなり得ます。

具体的には、こんな感じでしょうか。

●~賞受賞

●~年連続

●マスコミ掲載実績

●宮内庁御用達

●医者、専門家の推薦

●有名人の推薦

 

大事なことは、これらの冠をゲットすることだけでなく、

発信することですね(^o^)

発信しないと相手に伝わりません。

冠をゲットしたら、積極的に情報発信しましょう。

それから、4.品揃えの充実。

こいつは、文字通り、品揃えですな(^_^)

品揃えのバリエーションを増やすってことです。

例えば、カラーバリエーションや

デザインのバリエーションですね。

わたしのお客さまでも実際にありました。

最初、数種類のデザインバリエーションで

販売していたときに、

パクリがチラホラ出るようになったそうです。

でも、デザインバリエーションが、

10を越え、数十種類を越えた頃から、

ほとんどパクリが出なくなったそうです(°°)

圧倒的な差異があるから、

パクる方も戦う気が起きないんでしょうね。

ここでも、重要なのは、小さな土手を積み重ねることと、

情報を発信すること(^o^)

実は、そのお客さまの参入障壁は、

カラーバリエーションだけではありません。

他にも、冠などの小さな土手を

コツコツ積み上げています。

そして、少しずつ継続して情報発信しています(°°)

将来的に大きな参入障壁を築くために、

小さな小さな土手をコツコツと積み上げて、

継続的に情報発信していきたいですね。

続きは、また今度。

 

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●●今回のネオフライト奥義●●

・冠をゲットしよう!

・バリエーションを増やそう!

・情報を継続的に発信しよう!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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