第370回:中小製造業の模倣対策とは?Part6

 

今回も、パクリのお話し。

さて、(3)パクられても撤退に導く作戦

として、こんな感じがありましたね。

1流通をおさえる

2人材・組織の強化

3冠を被る

4品揃えを充実させる

5ブランド・ストーリー

6囲い込み

 

今回は、2人材・組織の強化について。

こいつは、超重要(^_^)b

人とか組織とかって、

外から見えにくいんですよね。

なので、こういう部分は、

他社が非常にマネしにくい(゜ロ゜)

例えば、こんな組織。

営業が顧客の要望やニーズなどを聞いてきて、

開発にフィードバックして、

互いに共有する仕組みを持った組織。

こういう組織は、

顧客のニーズに合致した製品を

提供し続けることができますね(^_^)

単品の製品では、マネされたとしても、

ヒットを出し続けるという点では、

なかなかマネできません(°°)

また、組織の具体例としては、

ノウハウが蓄積されていて、

そのノウハウを教える教育システムが

構築されている組織などもあり得ますね。

ノウハウがしっかりと共有され

そのノウハウを社員が身に付けられるシステムがあると、

生産性や品質などが上がり、

やはり他社に比べて優位になりますね(^○^)

または、5Sなどもそうです。

整理・整頓・清掃などが徹底されるシステムがあると、

人が磨かれますし、

品質が上がり、納期遅延も減少しますね。

さらに、効率化等により、原価も下がります。

これも、他社に対する優位性となり得ますな!(^^)!

その他にも具体例を挙げると、

こんな感じ。

・製品開発方法、システム

・生産体制

・顧客対応

・営業体制

・社員を動かす仕組み

 

製品そのものというのは、

結構簡単にマネされますが、

人や組織に関しては、

外部からは非常に見えにくいし、

一朝一夕には構築できないのて、

他社にとってパクリがかなり困難です(^□^)

なので、仕組みやシステムが一旦構築されると、

結構強い競争優位となり得ます。

人や組織の問題については、

競争優位を強く意識しながら、

長期的な視点に立って、

しっかりと設計していきたいですね(@_@)

続きは、また今度。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●

・人や組織は、パクりにくい!

・人や組織の構築には時間がかかる!

・人や組織を長期的に設計しよう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

特許無料レポートお申し込みフォーム

業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ


*
*
メールアドレス*
コメント