今回も、伝えるお話し。
情報を発信するために想定する顧客として、
”個”すぎては小さくなりすぎるし、
”全”すぎてはボンヤリしすぎる(^O^)
なので、完全な”個”ではない、
”個”寄りの”まとまり”を想定する、
という話しをしました。
しかし、実際に、
発信する情報を考えるプロセスにおいては、
”個”から入るべきなのです(^o^)
なぜかというと、
自明で表層的な顧客ニーズに対しては、
すでにいろんな競合商品があるし、
発信する情報も聞き慣れた感があって
さほど脳を揺さぶれないからだ(*_*)
つまり、”個”から入って、
”個”のニーズを想定しないと、
”これぞ!”というニーズに到達し得ないんですな。
例えば、わたしが、特許開発のサポートするとき、
こんなプロセスを辿ることがあります(^_^)b
1.まずは、モノの問題点を設定する。
2.問題点が大きすぎて漠然としている場合がある。
3.その場合、もう少し具体的な問題点に絞り込む。
4.このとき、特定の人・場面・時を想定し、
特定の問題点に焦点を当てる。
5.ただし、問題点が具体的になりすぎると、
解決策も具体的になりすぎてしまい、
特許権の権利範囲としては狭くなりすぎてしまう。
6.なので、頃合いの良いレベルまで、
問題点の抽象度を上げていく。
7.これによって、当初より深く、
かつ深すぎない問題点を設定する。
これらプロセスの中で、
着目すべきは、
3~4あたりで、具体的な問題点に絞った上で、
6あたりで、その問題点を広げていく点(@_@)
つまり、問題点を徹底的に絞ってから広げるという
2ステップで進めるということですな(^○^)
逆にいうと、徹底的に絞るというステップがないと、
頃合いの良いレベルに行けないんですよね(>_<)
発信すべき情報を決める場合も
そんな感じの2ステップが良い感じだ(^_^)
最初に、特定の個人・場面・時を想定しよう(^o^)
そうすると、次第に、
その特定の個人の欲求やニーズが掴めてくる。
まずは、そいつを確実にゲットしよう(^_^)b
これが、1ステップだ。
次が、2ステップですね。
もちろん、1ステップで掴んだニーズでイケそうなら、
そのニーズに答えるような情報を発信すればいい。
ただし、掴んだニーズではあまりにも狭すぎる、
という場合は、少しずつ抽象化して、
ニーズの範囲を広げていこう(^O^)
例えば、スポーツジムの顧客として、
年収1億円の32才の男性社長を想定したとしよう。
そして、例えばこんなニーズを設定したとする。
”100億円のドデカイ商談を決めた後の、
高揚感を発散させる超高級運動プログラム”
う~ん、これだと、当てはまるケースがかなり少ない(>_<)
年収1億円で32才で、100億円の商談を決めたときって、
かなり少ないですよね(^0^;)
なので、この場合は、もう少し広げてみる。
例えば、”100億円”をカットして、
”大きな商談を決めた後の、
高揚感を発散させる超高級運動プログラム”
これなら、少し広まりましたよね(^_^)
もう少し広げたいなら、”超高級”をカットして、
”大きな商談を決めた後の、
高揚感を発散させる運動プログラム”
なんてのもありだ(o^^o)
いずれにしても、重要なのは、
一旦深く潜ってから、
適正なレベルに戻すということ。
このような2ステップ思考で考えてみよう。
続きは、また今度。
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●●今回のネオフライト奥義●●
・まずは、特定の”個”を想定しよう!
・2ステップで考えよう!
・一旦深く潜ってから戻そう!
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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
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