第359回:中小製造業の情報発信とは?Part2

 

今回も、伝えるお話し。

自社製品等について

なぜ、もっと伝えないのか?

前回は、

(1)そもそも自社製品の特徴について認識していない

(2)自社製品の特徴について認識している

というパターンに分けて考えてみました。

 

おそらく、一番多いのは、


自社製品の特徴について、

感覚として薄ボンヤリと持ってるんだけど。。。

でも明確には言えないし。。。

という場合じゃないかな(>_<)

こういう場合、認識してるのか、認識してないのか、

ちょっと分けにくいですね。

もっと言葉を明確にした方が良いかな。

ということで、「知覚」という言葉に置き換えたい(^o^)

こんな感じ。

(1)そもそも自社製品の特徴について知覚していない

(2)自社製品の特徴について知覚している

 

そうすると、多くの場合、

(1)そもそも自社製品の特徴について知覚していない

に当てはまるんじゃないだろうか。

なぜ、知覚してないんでしょうかね?

おそらく、前回のように、

”知覚しようという意識がない”

というのが、最も多いんじゃないかな(>o<)

じゃあ、なぜ知覚しようとしないのか?

前回に補足して、もう少し考えてみよう。

おそらく、知覚してもメリットがない、

ということで、知覚への動機付けが弱いということですね。

だって、もし知覚することによって

売上アップが保証されるなら、

誰だって知覚しようとしますよね(^0^;)

でも、そんなメリットと知覚することとの

因果関係がよく分からないから、

知覚しようという欲求も少ない(>o<)

なぜ、その因果関係がよく分からないかというと、

おそらく、購入の意思決定のフローが

見えていないからだと思う(*_*)

まず、顧客がモノを買う瞬間って、

普通は、”欲しい”と思うからですよね。

じゃあ、なぜ欲しいと思うのか?

それは、そのモノに何らかの価値を感じるから。

価値を感じるときというのは、

POPを見たり、デザインを見たりといったとき。

これらPOPの言葉やデザインなどを全部、

情報という言葉で括ってみる。

そうすると、人の脳の回路のメカニズムとして、

こういう処理がなされるのではないか。


目や耳や手などの入力手段を使って情報を入力する。

その情報を脳が取り込み、

記憶部に記憶された各人の価値基準と比較して、

その価値基準のしきい値を超えた場合、

価値ありとして出力する。

 

これによって、人はそのモノに価値を感じる。

そうすると、モノを売るときに重要なのは、

顧客の脳に入力される”情報”

ということになりますね(^o^)

また話しが長くなってきましたね。

続きは、また今度。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・知覚への動機付けが弱い!

・購入の意思決定のフローを考えよう!

・重要なのは脳に入力される情報だ!

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ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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