第343回:中小製造業の製品価値の向上とは?

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、パクリについて

お話ししました(^0^)

今回は、価値のお話し。

お客さんとお話ししてると、

いかに商品を安くするか、

という意識がいたずらに高いように感じます(^_^;

「安さ=善」といった感じ。

まあ、デフレの時代が長く続き、

安くなきゃ売れない時代が

続いたからですかね(>_<)

しかしだ。

少しずつ少しずつ、

社会は変わり始めてる気がします。

途上国の台頭もあり、

安さではとうてい適わない、と

認識し始めたこともあるでしょう。

安いものに飽きてきた感もあるでしょう。

これからは、安さの勝負ではないですね。

これからは、価値の勝負ですな(゜∀゜)

日経MJによると、ライオンの社長は、

「むやみに売上を追わずに価値を打ち出すことで

収益を高める経営にかじを切った」

と言ってますね。

要するに、価値の高い商品を

その価値に見合う価格で売る、ということですな。

ドラッグストアも大分変わって来たようで、

以前は価格を伝えるばかりだったのが、

今では価値訴求に変わってきてるようです(°°)

また、日経MJによると、味の素の社長は、

「付加価値を上げるのものづくりはメーカーの仕事。

2~3年かけてお客さまが本当に認めるバリューを

作るだけ」

と言ってます。

以前は、全品セールの単なる安売りだったのが、

商品価値を上げ、2009年から値上げに踏み切ったそうです。

例えば、冷凍食品を見てみる。

味の素グループの持つ調味料技術を利用し、

コクやうまみを引き出しました。

また、水なし油なしで焼けるギョーザでも

生地に水分を含ませ誰でも手軽に作れるように改善。

冷凍パスタでは、「氷冠製法」により、

従来よりモチモチの食感を実現しました。

パッケージもずいぶん洗練されてきました(@_@)

味の素の連結決算は、

2013年から増収・増益を続けてます(゜∀゜)

もの作りの得意なエンジニアは、

もの作りはもちろん強いです( ̄^ ̄)ゞ

機能的価値を上げることには、

比較的慣れてる方が多いですね。

しかし、機能的価値以外の

周辺価値を上げることは意外と不得意です。

周辺価値っていうのは、

ネーミング・デザイン・ストーリー・メッセージ等ですね。

こういう、いわば価値の衣装をまとっていくことは、

もの自体を良くすることと、次元の違うことです(°0°)

これからは、価値の時代。

もの以外にも、

周辺の価値も作り込んでいきたいですなp(^_^)q

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●●今回のネオフライト奥義●●

・無為無策な価格訴求には注意!

・これからは価値の時代!

・ものに価値の衣装をまとわせよう!

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それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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