第312回:技術屋社長のための思考法とは?Part4

 

こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。

さて、前回、方針の思考について

お話ししました(^0^)

今回も、方針の思考のお話し。

前回、会社の方針を思考する場合、

以下の3つが重要というお話をしました。

●型押し思考

●仮り思考

●細切り思考

今回は、「仮り思考」です(^_^)b

「仮り思考」というのは、

まあ、仮りに結論を置いてみるという考えです。

そのままですな(^0^;)

「仮説思考」などと呼ばれますね。

ただ、「仮説」などというと、

コンサルタント以外では、

社内ではほとんど使わないので、

「仮り」としておきました(^_^;

この「仮り思考」って、

日常生活の中では、無意識にできているはずなのに、

会社の方針を考えるときには、

途端にできなくなる人が多いですね(>o<)

例えば、朝出かけるときに、

”雨が降りそう”となれば、

”夕方には雨が降る”と仮り置きして、

雨に備えるために傘を持っていきますね。

これも、いわば「仮り思考」です(^_^)b

ただし、”夕方には雨が降る”という仮の結論を

意識しないことが多いですよね。

まあ、日常生活では、それでも全然OKですが、

会社の方針を作るときは、

それではイカンですな(T^T)

仮に結論を置く、という考えを

最初のうちは強く意識する必要があります(`へ´)

仮に結論を置くとして、

いつ、仮の結論を作るのか、

という問題があります。

例えば、会社の方針を作るのであれば、

顧客の状況とか、競合の様子とか、

自社の強みとか、

いろいろ情報を入手する必要がありますよね(^O^)

よく言われるのが、

”仮の結論を作るために、情報収集します”

というもの。

この考えは、やめた方が良いですな(°0°)

ハッキリ言って、仮の結論を作るために必要な情報が

100%完璧に集められる日は、永遠にやって来ません(°°)

いつまで経っても、不十分な情報のままなんです。

そうなると、いつまで経っても結論が出せませんね(>o<)

会社の方針を作るときは、こういう風に考えましょう。

”とにかく、現在の情報だけで、仮の結論を作る”

これって、結構できない人がいるんですが、

とても重要ですp(^_^)q

情報を収集して、仮の結論を作るのではなく、

今ある情報だけで、仮の結論を作るんです!(^^)!

こんなことを言うと、こんな声が聞こえてきます。

”それじゃ~、精度が低いんじゃない?”

はい、精度が低くても良いんです。

最初に立てた結論は、あくまでも仮ですから、

あとで修正することが前提なんですね。

なので、まずは、仮の結論を作って、

その結論を検証・修正するために、

細かな情報を収集する、ってことですね(^O^)

”今ある情報だけで、仮の結論を作る。

仮の結論を検証するために、情報収集する”

この考え方は、ぜひ身に付けておきたいですな。

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●●今回のネオフライト奥義●●

・100%の情報は、永遠にやって来ない!

・まずは、仮の結論を作ろう!

・検証のために情報収集しよう!

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この「仮り思考」ができるようになると、

今ある情報だけで作る

最初の仮りの結論であっても、

その精度が高くなってきます。

ぜひ、意識して「仮り思考」を行ってください(^O^)

次回は、3つの思考のうち、

「細切り思考」について、検討してみたい。

それでは、また次回( ^o^)ノ

 

ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔

 

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