こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔です。
さて、前回、出願基準について
お話ししました(^0^)
今回も、出願基準のお話しです(^Д^)
新たな技術や製品を創造したとき、
特許出願すべきか、すべきでないか、
どのように判断すればいいのでしょうか?
以下の3つの観点がありましたね(^_^)b
●特許性
●技術性
●事業性
前回は、技術性のうち
侵害発見容易度について見てみました。
今回は、事業性のお話しです。
事業性の観点からは、
以下の5つを選びました(^0^)
●市場規模
●営業性
●利益性
●代替性
●競合性
事業性ですから、開発資金を回収して
充分な利益が得られるか、という点が重要ですよね。
特に、お客さまと、競合などを考慮したいところ(^_^)
まずは、●市場規模について。
中小製造業が狙う市場規模は、
小さすぎず、大きすぎずですね(‘_’)
そんな中で、市場規模としては、
2つの考え方があるかな~(^O^)
一つは、既に存在する大きな市場のうちの
特化した市場。
もう一つは、これから作り上げていく、
まったく新たな市場。
まずは、特化した市場を狙った方が良いでしょうね。
こちらの方が難易度が低いp(^_^)q
特化した市場で、独占できるようになりたいね~(^□^)
それから、●営業性。
まずは、すでにお客さまがいるかどうか。
お客さまに到達できるかどうか、が重要ですな(^-^)
今のお客さまに新たな商品を売る方が
他のお客さまに売るよりは、難易度が低いです(^0^)
また、営業用のノウハウや資産があるかどうかですな。
次いで、●利益性。
ここでは、まずは粗利ベースで良いでしょう(^□^)
製造コストがどれくらいかかりそうか。
売価はどれくらいになりそうか。
それから、お客さまが生涯にわたって買ってくれる
生涯価値も考慮したい。
まあ、厳密には分からない点もありますが、
ある程度、直感で判断しても良いでしょう(^_^;
さらに、●代替性。
同じような効果・効能を発揮する
他の商品はないかどうか。
例えば、プラズマテレビの高度な技術があっても、
液晶テレビに替えられてしまうこともある訳ですな(>o<)
もちろん、代替商品は少ない方が良いですが、
代替商品がないということは、
市場としては、未知の市場になりやすい。
未知の市場を創っていくには、
お金と時間がかかるので、
自社の状況に応じて考えた方が良いですねo(^-^)
それから、●競合性。
市場にどんなプレーヤーがいるか。
どんなプレーヤーが参入してきそうか。
特に、自社より大きな企業が
入ってきそうな場合には、要注意ですね(@_@)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●今回のネオフライト奥義●●
・事業性を判断しよう!
・お客さまに到達できますか?
・生涯価値はどれくらい?
━━━━━━━━━━━━━━━━━
まあ、特許出願に限らず、
投資をする前には、
その要否を、ある程度は検討しますよね(^-^)
特許にかかる費用は、投資だと思って、
その投資の要否を検討しましょう。
特許についてはよく分からなくても、
投資の判断材料としては、
普通の設備投資などと、
本質的には、そんな変わらないと思います。
それでは、また次回( ^o^)ノ
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川 壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ