こんにちは~、ネオフライトの宮川壮輔 です。
さて、今回は、ぽん酢と三国志のお話し。
最近、なんか変なぽん酢がでましたね~。
「ぽん酢ジュレ」っていうんだそうです。
このジュレ、3社による三つ巴の戦いとなってます。
・ハウス食品
・ヤマサ醤油
・ミツカン
です。
まさに三国志。
いまのところ、
魏が、ハウス食品。
蜀が、ヤマサ醤油。
呉が、ミツカン。
といったところでしょうか。
まず、魏のハウス食品。
テレビCMと、営業マンの現場回り
の物量大作戦で、市場を席巻。
この前、自宅近くのスーパーを見に行きました。
メニュー提案ミニリーフレットや
写真付き大型POPなど、
やっぱり店頭でもしっかりと兵士が
がんばってる感じ。
それから蜀のヤマサ醤油。
ヤマサ醤油は、
消費量の減る醤油の代わりに
ぽん酢に力を入れてきました。
となると、やっぱり外せません、
新たな収益、ジュレぽん市場。
ヤマサ醤油の作戦は、
強国ハウス食品のじゅうたん爆撃に対して、
照準を絞った白兵戦。
ホームパーティーや家庭内イベントなどの
特徴的な生活スタイルに
商品の売りのイメージを合わせた。
それがなかなか功を奏したようです。
確かな存在感を見せてます。
最後に、呉のミツカン。
ミツカンのジュレの発売日は、
来週8月19日。
商品 まだ出てないんです。
それなのに、
なぜ蜀ではなく、呉としたのか。
実は、今までの液体ぽん酢市場、
シェア半分以上を抑えてるのが、
ミツカンなんですな。
いざとなったら、液体ぽん酢を
売り場から一部外してでも、
ジュレを置いてくる。
その潜在力は、やっぱり怖い。
ちなみに、わたし、早速、ハウス食品の
ぽん酢ジュレを買って試してみました。
初のジュレぽんに、ドキドキぽん(^^;)ワカラン
う~ん、味はどうってことはないが、
こいつはスタイルが新しい!
液体につけて食べるという
日本人に慣れ親しんだスタイルから外れて、
ぽん酢を食にのせて食べるっていうのが新しい。
なんか、スタイリッシュや。
そう、ガムのFit’Sを食べたときの
新感覚。
味はどうってことはないのだが、
パッケージやら包装やら食べ方に
感じた新しさに似ている。
そう思ったとき、
ヤマサ醤油の売り方を思いだし、
ゆっくりと深くうなってしまった。
そうか~、このスタイリッシュ感に
照準を合わせて、パーティー感覚で
使ってもらおうって寸法か。
「さらにできるようになったな、ガンダム!」
これからの冷蔵庫内の冷ややかな陣取りゲーム、
まったくもって目が離せませんな。
それでは、また次回。
ネオフライト国際商標特許事務所
弁理士 宮川壮輔
業界初の”エンタメ系”実践特許術!
「特許専門の弁理士が、あなただけにコッソリ教える実践特許6つの秘訣!」PDF A4:53ページ